経営悪化のためM&Aにより事業譲渡した福祉施設 事例
譲り渡し側K施設 |
譲り受け側L病院 | |
対象施設 | ・特別養護老人ホーム(入所定員50名) | ・一般病棟65床 ・療養病床145床(医療法人) |
理由 | ・経営悪化 | ・事業展開 |
経緯・ 背景 |
譲り渡し側K施設は、介護職員の採用難の状況にあり、経営難に陥っていた。加えて老朽化が進んでいたため施設整備への過剰投資により多額の負債を抱えていたが、廃業すれば地域に対して負の影響が大きいため、グループ化による経営基盤の強化により安定した介護の提供を望んでいた。 |
譲り受け側L病院は、急性期医療から慢性期医療まで行うケアミックス型病院であり、地域中核を担う収益構造が極めて良好な医療法人であり、療養病床削減政策の懸念から、介護福祉施設への事業展開を視野に入れ、M&Aを検討していた。 |
譲渡内容 | 譲り渡し側K施設のグループ化への意向と譲り受け側L病院の戦略的展開意向が合致したことにより交渉はスムーズに進み成約となった。 |
2013年 1月 8日