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後継者不在のため事業譲渡した病院 事例

後継者不在のため事業譲渡した病院 事例
 

譲り渡し側A病院

譲り受け側B病院
対象病院 ・病床数 112床
・療養病床15床(民間病院)
・病床数 240床(医療法人)
理由 ・院長の高齢化、後継者不在 ・地域拡大
経緯・
背景

中核都市の好立地で長い業歴のあり、経営状況も良好な民間病院A病院の院長は引退を考えていたが、親族に後継者がいなかったため、事業譲渡を検討。

地方に立地するB病院は、地場では有力な医療法人だが、過疎化から患者は減少傾向にあり、将来に不安を抱いていた。そこで、中核都市への進出を希望していた。

譲渡内容

譲り渡し側病院には大きな負債がなかったため、秘密保持契約締結後、収支や病院図面となどを開示しトップ面談を行った。その後条件面もスムーズに交渉が進み、4か月という短期間での成約となった。
事業譲渡したA病院の院長は、引退後も、B法人に経営アドバイスを行うなど両者の関係は良好である。

進出を図ったB法人は、A病院の職員もすべて引き継ぎ、初年度から利益を上げ順調な業績推移を展開している。

2013年 1月 8日

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