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後継者不在のため事業譲渡した福祉施設 事例

後継者不在のため事業譲渡した福祉施設 事例
 

譲り渡し側E施設

譲り受け側F病院
対象施設 ・在宅介護・ケアハウス(入所定員50名) ・特別養護老人ホーム(入所定員110名)
理由 ・後継者不在 ・エリア、事業展開
経緯・
背景
譲り渡し側E施設は在宅介護中心にした事業者。地元では知名度も高く、堅固な利益体質とコンプライアンス体制を維持し、地域密着で長年運営をしてきたが、将来的な後継者難による事業承継問題を不安視していた。
また、理事長は健康上の問題を抱えており、自身に万一のことがあった場合を考え、事業の譲渡を決断した。

 

譲り受け側F施設(特別養護老人ホーム)は、人口集積地域の住宅街という好立地に位置し、綺麗な外観・内装等により、利用者家族の評判も良く、業績は堅調に推移している。

譲り渡し側E施設に比べて歴史は浅いものの、順調な業績推移を背景に、さらに外のエリアへの事業展開を考えていた。

譲渡内容

社会福祉や介護分野に興味を持つ他事業の承継候補者も出てきたが、同県内において社会福祉法人で特別養護老人ホームを営むF施設との経営の移譲が実現した。

2013年 1月 8日

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